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牛の尻尾に付けるセンサで、子牛の病気を早期発見——農研機構らの研究

牛の健康管理に、新しいテクノロジーが役立ちはじめています。農研機構・麻布大学らの研究グループが2026年1月27日に発表した成果によると、牛の尾の根元に取り付ける多機能センサ(加速度・温度)を使うことで、下痢症や呼吸器病にかかった子牛を一定の精度で検知できることが、約300頭規模のフィールド試験でわかりました。

🐂 病気の子牛には行動と体温の変化が

研究では、疾病にかかった子牛は健康な子牛に比べて活動強度が平均6%低く、横臥(伏せている)時間が平均25分長いという傾向がみられました。呼吸器病の場合は、体表温が平均0.2℃高くなる傾向も確認されています。

機械学習による検知モデルの精度

これらのデータをもとに機械学習で構築した検知モデルは、感度76%・特異度52%。機械学習モデルの判別性能を表す指標のAUC-ROCでは0.71(1に近いほどいい)という結果でした。まだ発展途上の技術ではありますが、自動での疾病検知によって早期治療につなげる「スマート畜産」への応用が期待されています。

牛の健康管理は、おいしさの土台

牛が健やかに育つことは、味わいの良いお肉づくりの土台です。こうした研究が積み重なり、生産現場での牛の健康管理がより丁寧になっていくことは、私たち精肉店にとっても心強いニュースです。

参考にした資料

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